落合博満氏「荒木のあのスライディングは、超人的なプレー」
元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏が30日・深夜に放送された『オールザッツ 戦え!スポーツ内閣』(毎日放送)に出演。2018年のプロ野球を総括し、「落合博満賞」を発表した。
落合氏が「落合博満賞」の打者部門に選んだのは、愛弟子・荒木雅博。落合氏が指揮をとった常勝軍団・中日を支えたひとりで、球団史上最多の通算378盗塁・6年連続ゴールデングラブ賞・通算2000安打を達成し、今シーズン限りでの引退を発表した。
その選考理由について、「来年見られない」とぽつりと語った落合氏。そして、「一番ビックリしたのは、2011年のヤクルト戦。全員止めているのに、ホームに滑り込んできてね。(当時)頭から来るのは厳禁だったの。でも、あのホームへのワンプレーだけ見たら、『あんなヤツいるのかよ』ってくらい、超人的なプレー」と絶賛した。
荒木といえば、かつて二遊間を組んだ井端弘和との「アライバコンビ」が代名詞となっているが、落合氏は「よくVTRとかで、(スーパープレーとして)井端にトスしてアウトというのが出てくるんだけど・・・あんなもんじゃない、このスライディングだけは」と激賞。MCの武井壮も、「荒木さんにインタビューしたときも、自分の思い出のワンプレーにこの走塁を挙げてました」と語った。
(Lmaga.jp)