ガンバ大阪・遠藤保仁選手「楢崎正剛さんの通算記録抜きたい」
「パナソニックスタジアム吹田」(大阪府吹田市)で9日、Jリーグ・ガンバ大阪の2019年新体制発表会が開催。チームの柱・遠藤保仁選手とOBの加地亮がトークショーをおこなった。
浮き沈みの激しかった昨年シーズンにおけるガンバ大阪の戦いぶりについて、加地は「前半戦はすごく調子悪かったから、解説するのもイヤになってきた」と吐露。一方の遠藤は「いいメンバーがいるし、いつか浮上していくと思ってたから焦ってなかった」と、いつも通りのポーカーフェイスでコメント。
ファンからの質疑応答では、「あと何試合出るのか?」という質問に対し、先日引退を発表した楢崎正剛(名古屋グランパス)が持つ史上最多J1リーグ通算試合出場(631試合)を念頭に、「抜ければうれしいです。ありがたいことに大きな怪我もないので、これからもサッカーを楽しみながら、多くの試合に出たい」と力強く答えた遠藤。
だが、加地からの「ところで今何試合なの?」の質問には「600・・・何試合でしたっけ?(笑)」と会場に向けて問いかけるなど、あいかわらず飄々とした振る舞いで集まったファンを沸かせた。遠藤選手は2018年11月10日の湘南戦で、フィールドプレーヤーとして前人未踏の通算600試合を達成している。2019年シーズンのJリーグは、2月22日に開幕。
取材・写真/上地智
(Lmaga.jp)