「大阪に育てられた芸能」勢揃い、人間国宝たちがフェス

上方の伝統芸能を一度に鑑賞できるイベント『上方伝統芸能フェスティバル』が、大阪城公園内の新施設「COOL JAPAN PARK OSAKA」(大阪市中央区)で開催。能、落語などの古典芸能が2月25日から3日間に渡って上演される。1月28日におこなわれた記者会見には、人形浄瑠璃である文楽の吉田和生、筑前琵琶の語り・奥村旭翠など各分野の人間国宝たちが出席した。

文楽の吉田は「数ある伝統芸能のなかでも、文楽は大阪の人たちに育てられ、浄瑠璃はいまも大阪弁で上演される。敷居が高いと思われがちな文楽だが、この機会にひとつ敷居を超えてもらえる公演ができれば」とコメント。また、筑前琵琶の奥村は、「今まで一度も聞いたことがないという人に、ぜひ見に来てもらえたら。琵琶にも、ほかの伝統芸能に負けない強い物語がある」と力強く語った。

公演初日には、祝言物の能の舞『猩々乱』や、お祝いに演じられる文楽の『二人三番叟』など、おめでたい演目がずらり。その後、演目は毎日入れ替わり27日まで。チケットは上演日により異なり前売7000円から。詳細は公式サイトにて。

(Lmaga.jp)

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