注目の折坂悠太、東京&大阪でワンマンライブ 京都のイベントにも出演

独特の音楽性とライヴパフォーマンスから、宇多田ヒカルや後藤正文ら有名アーティストに高く評価されるなど注目を集めている若手シンガーソングライター・折坂悠太。彼のワンマンライブが5月31日に「東京キネマ倶楽部」(東京都台東区)、6月1日、「梅田シャングリラ」(大阪市北区)でおこなわれる。

平成元年に鳥取で生まれ、幼少期をロシアやイランなどで過ごし、帰国後は千葉へ。2013年よりギター弾き語りでライブ活動を開始し、2016年には自主1stアルバム『たむけ』をリリース。その後は合奏(バンド)編成でのライブをおこない、コアな音楽好きの間でじわじわと話題を集めていた折坂。

ノスタルジックないなたさと楽器のような響きをもつ独特の歌声、そして、ブルーズや民族音楽、ジャズなどにも通じるセンスを持ち合わせながら、それをポップスとして消化してしまう稀有な音楽性は、かつての細野晴臣を彷彿させながらも、平成生まれらしいハッとするような新しさを感じさせる。

近年は宇多田ヒカルがフェイバリットに挙げたことで大きな注目を集め、『フジロックフェスティバル』や『ライジングサンロックフェスティバル』などの大型フェスにも多数出演。2018年10月にはアルバム『平成』をリリースし、一躍注目を集めた。新曲『湯気ひとすじ』が流れる湯まわり設備メーカー「ノーリツ」のテレビCMも1月末に放送され、いよいよ本格的なブレイクが期待される。

「平成、疲れてた それはとても どこにも行けず止まれずに」と歌う平成生まれの異能のライブは、ぜひとも生で体験しておきたい。2018年、東名阪でおこなわれた『平成』リリースツアーは全公演完売。今回もチケット残りわずかとなっている(東京はすでに完売)。料金は3500円(ドリンク代別途要)。また、3月30・31日に京都「VOXhall」(京都市中京区)で開催されるイベント『第二回 うたのゆくえ』にも出演予定。

文/井口啓子

(Lmaga.jp)

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