まんぷく・加藤雅也「ユーアーコーヒー、OK!」自ら発案
物語も佳境に突入した連続テレビ小説『まんぷく』。ヒロイン福子が働く「パーラー白薔薇」の店主・川上アキラを演じる加藤雅也が、本作の魅力を語った。
『青春家族』(1989年度後期/ヒロイン・清水美砂、いしだあゆみ)以来、30年ぶりの朝ドラ出演となる加藤。「ちょうど2018年がデビュー30周年という区切りの年でもあるので、不思議な縁を感じています」と、今回のまんぷく出演に感慨深げ。
アキラの役柄については、「演出とプロデューサーと話して、台本に書いてるものからさらに関西の濃さや笑いのトーンを多く詰め込んだ、よりバージョンアップしたキャラクターに。セリフの『ユーアーコーヒー、OK!』とか変な英語のオーダーも、実は最初はありませんでした(笑)」と、自ら工夫したと明かす。
「アキラはただ笑っているだけじゃなくて、萬平さん(長谷川博己)と同じように物事を深く考えることができる人間。新しいものを頭ごなしに否定しないし、既成概念で物事を考えない。アキラかが意図せずに言った言葉も、それが萬平さんと福ちゃん(安藤サクラ)にポンと響く。奇想天外な発想や角度から物事をみる人なので、物語のジョーカーというか、狂言回しのような役割を狙っています」とも。
本作については、「僕が子どもの頃はわりとタイムリーなもので、お湯を注げばそのまま食べることができるカップラーメンは、まさに『魔法のラーメン』といったふうで驚きました。視聴者のみなさんには、そんな『魔法のラーメン』が生み出される物語を毎朝ご覧になっていただき、パーラー白薔薇でのアキラとしのぶ(牧瀬里穂)の丁々発止のやり取りにちょっとクスっと笑っていただきたい」と話した。放送は3月30日まで。
(Lmaga.jp)