内田有紀、朝ドラ・まんぷくに「私もたまに登場します」
物語も佳境に突入した連続テレビ小説『まんぷく』。物語の序盤に結核で亡くなったものの、ヒロイン・福子(安藤サクラ)と母・鈴(松坂慶子)の夢枕にたびたび登場する福子の姉・咲を演じる内田有紀が、物語での咲の役割を語った。
内田は、「生前とは違った新たなキャラクターとして観ていただけたら。福子のところに出てくるときは福子の思いが形になった『咲姉ちゃん』。福子が潜在意識で望んでいることを言っているような気がする。一方で、鈴さんの夢枕に立つときは、鈴さんが心のなかで言いたいことを代弁している感じ。夢を見る人物の思いを映す鏡のような役柄になれば」と話す。
「生前とはまた違う役割なので、ひとつの物語のなかでいろいろな登場の仕方をさせていただけるのは幸せなことだと思います。番組の後半から終盤にかけては福子や鈴の思いをのせたキャラクターみたいなところはありますね。でも、夫の真一さん(大谷亮平)のことに限っては、そうでもないのかもしれません」と感じたという。
それは、鈴の夢枕に立って、「真一さんにやさしくしないなら、もう出てこないわよ」と言うシーン。「これは口調こそ違えど、咲自身の言葉と言えるような・・・。それとも咲が真一さんを心から愛していたのを知っていたから、鈴の潜在意識が咲にそう言わせたのか・・・。私としては真一さんのことが心配で、咲が本当に出てきたのかもという気もしています(笑)」と笑う。
「萬平さんと福子が山あり谷ありを一緒に乗り越えていく、2人の雄姿をほほえましく応援してください。私もたまに登場します(笑)。着物で登場したり、インスタントラーメンを食べていたりと夢のなかでさまざまなシチュエーションで演じさせていただいておりますので、楽しんでもらえればうれしいです」と、今後も影で福子らを支えるようだ。放送は3月30日まで。
(Lmaga.jp)