大阪地下鉄の駅スタンプ、23年ぶり刷新。全駅でスタンプ帳を無料配布
「Osaka Metro(オオサカメトロ)」開業1周年を記念して、全路線133駅の駅置きスタンプが、4月1日、23年ぶりに一新された。
全国の駅を訪ねてまわる「押し鉄」と呼ばれる愛好家がいるほど奥深い、駅スタンプの世界。今回のリニューアルは、大阪メトロと「大阪市立デザイン教育研究所」(大阪市阿倍野区)との協業でおこなわれた。学生たちは2、3人ずつのチームに分かれて9路線を担当。およそ3カ月をかけて各線各駅のデザインを完成させていったという。
各路線ごとにデザインのタッチもさまざまで、御堂筋線は共通フォーマットとして右肩に街路樹のイチョウの葉があしらわれていたり、谷町線は相撲のタニマチから連想して化粧まわしをモチーフにしていたりと個性が光る。
4月22日からは専用のスタンプ帳を無料配布。こちらも学生によるデザインで、スタンプの制作と並行しつつ、完成に1年近くかかったという労作だ。配布場所は大阪メトロ全駅駅長室にて、限定3万部。全駅のスタンプを集めると、先着1000名にオリジナルグッズがプレゼントされるという。また、全駅で限定配布中のフリーマガジン『GW大阪さんぽ。』では新作スタンプ完成までの過程が掲載されている。
(Lmaga.jp)