阿部寛主演のドラマ「結婚できない男」、13年ぶりに復活
偏屈で独善的で皮肉屋の40男・桑野信介の日常をコミカルに映し出し、社会現象を巻き起こしたドラマ『結婚できない男』(カンテレ)。その13年後、変わらず独身生活を謳歌する53歳を描く続編の製作が決定した。
阿部寛が主演した同ドラマは2006年、平均視聴率16%超を記録。主人公・桑野は、人と群れることなくひとりの毎日を楽しみ、「結婚なんてメリットがない」とさえ思っている男で、その性格が災いして、周囲とぶつかりまくり。しかし、その不器用ながらも一生懸命さがどこか憎めず、阿部寛の代表作の1本として数えられている。
続編では、生涯未婚率が高まる日本の「今」を切り取りつつ、偏屈さに磨きがかかった53歳の桑野の日常を描いていくという。阿部は「随分長い間結婚してなかったんですね、やっぱり。彼に再会できることがうれしいです。人嫌いなようで、実は人と関わりたくて仕方ない。そんな彼が僕は好きです」と語る。脚本は、前作に続き尾崎将也が担当する。放送は10月スタート(毎週火曜・夜9時枠)。
(Lmaga.jp)