神戸・摩耶山天上寺の秘仏、33年ぶりに御開帳

神戸「摩耶山天上寺」に祀られている秘仏が33年ぶりに御開帳。「十一面観音」などの3尊が、5月と8月に公開される。

西暦646年開創の同寺は、「摩耶山」の由来になったとされる、お釈迦さまの生母を模した『摩耶夫人像』が祀られていることでも知られている。安産・子授け・子育ての守護仏として信仰される摩耶夫人に注目が集まることが多いが、寺の本尊は「十一面観音像」。なかにお釈迦さまが作ったという十一面観音像が納められていることから、「不動明王」「毘沙門天」の像とともに秘仏として祀られている。

そんな秘仏は普段、安全性や劣化への配慮からひっそりと祀られ、33年に一度だけ公開されてきた。その公開が、令和の幕開けとともに。期間中は毎日、境内にある「金堂」にて秘仏が公開されるほか、花に縁のある「関西花の寺二十五カ所」の住職が集まり、秘仏の前でお祈りをおこなう『花法要』なども開催される。秘仏公開は、前期が5月1日から15日、後期が8月1日~15日。

(Lmaga.jp)

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