うたで時代を辿る、大阪・阿倍野で「皇室のこころ」展

上皇陛下と上皇后陛下、天皇陛下と皇后陛下が、昭和・平成時代に詠まれた歌を紹介する『象徴のうた~皇室のこころ~』展が、「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で5月1日から始まった。

平成30年から平成最後の年にかけて、全国30紙に掲載された新聞連載『象徴のうた』から企画された同展。天皇が詠まれる歌は「御製(ぎょせい)」、皇后が詠まれる歌は「御歌(おうた)」と呼ばれ、宮中歌会始選者でもある歌人・永田和宏さんがこれまでの作品から紹介。

『被災者に寄り添ううた』、『深い愛のうた』、『新天皇 皇后 両陛下のうた』などテーマに沿って、背景や思いについての解説と、さまざまな時代の写真が展示されており、会場を訪れた人々は、老若男女幅広く、じっくりと展示を見ながら、時代を振り返っていた。

同店での買い物中に知って訪れたという22歳の女子大学生は、「私が生まれる前について改めて知ることができ、大変貴重な機会に。国民に寄り添っていらっしゃったことが伝わってきました」と、じっくりと時間をかけて読み込んでいた。場所は、『大北海道展』も同時に開催されているウイング館9階催会場にて5月14日まで、入場無料。

(Lmaga.jp)

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