デジタルな歌舞伎体験も、京都の南座が大変身

400年以上もの歴史ある劇場「南座」(京都市東山区)で、最先端のデジタル技術を駆使した『京都ミライマツリ2019』が5月12日から開催される。その先行体験会が10日におこなわれた。

2018年の大改修の際に設けられた新機構「客席フルフラット化」を活かした同企画。食や縁日遊びの屋台が並び、「川床」をイメージしたお座敷エリアが登場。舞台ではデジタルクリエイティブ集団「NAKED Inc.」演出のプロジェクションマッピングで歌舞伎の技法「本水」やデジタルな花火の映像が映し出され、お祭り空間へと変貌している。

歌舞伎の間口を拡げる企画も多数あり、三大名作のひとつ『義経千本桜』をテーマとしたインタラクティブな体験、片岡愛之助が映像で流れるAR体験(以上昼のみ)、かけ声をかける大向う気分を味わえる「歌舞伎シャウト」なども。また、化粧法「隈取(くまどり)」の柄を選べるビール(600円)や、定式幕色の「歌舞伎アイス」など、「南座」仕様のフォトジェニックな飲食も楽しめる。

11時から17時半まで「昼マツリ」(~25日まで)として開催され、18時半からはダンスフロアとなる「夜マツリ」(~24日まで)に。共に入場料金は2000円。週末には有名DJやアーティストが登場し、12日はTOMOYUKI TANAKA(FPM)、SHINICHI OSAWA(MONDO GROSSO)、17日はtofubeats、18日はEXILE MAKIDAI(PKCZ(R))らが出演。入場料金は3000円(以上料金は全て1ドリンク付き)。

(Lmaga.jp)

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