ゲーム・サクラ大戦、歌劇団が京都南座で舞台化
大ヒットゲーム『サクラ大戦』から派生して生まれた舞台『海神別荘』を、大阪の劇団「OSK日本歌劇団」が今夏上演。OSKメンバーや本ゲームのクリエイター・広井王子らが13日、京都で会見をおこなった。
シリーズ累計450万本を売り上げた『サクラ大戦』は、大正時代の東京がモデルの街を舞台に、魔物たちと戦う女性中心の秘密部隊「帝国華撃団」の活躍を描いたドラマティックアドベンチャーゲーム。彼女たちの表の顔は「帝国歌劇団」の団員という設定で舞台との親和性が高く、以前声優たちがおこなったライブショーには、舞台とは縁遠いゲームマニアたちが、こぞって劇場に押し寄せたという伝説を持つ。
『海神別荘』は、海神の公子と人間の女性が恋に落ちるまでを描いた名作戯曲。広井が脚本・構成を手がけ、5周年記念公演(2001年)で初演された作品で、今回は歌を増やすなどOSK用に加筆修正をし上演する。広井は、「初演はおちゃらけて作ってしまったので、もう1回書き換えたいと思っていました。陸と海という文化の違いが衝突して、最後に解け合うという話。この時代にやっておく必要がある」と意気込む。
また本作を、「表現があいまいな所があるという印象の作品」と評したOSKトップスターの桐生麻耶。「でも、人間って結構あいまいに生きてるものですし、だからこそ男役を演じる歌劇の人たちが演じるのがいいのかな」と話した。本公演は7月13日~25日に「南座」(京都市東山区)で開催。チケットは一等席8500円、二等席4500円で発売中。
取材・文・写真/吉永美和子
(Lmaga.jp)
