弁護士・唐澤貴洋さんの逆転劇、自らの炎上被害を振りかえる
絶体絶命の状況でも希望を失わずに大逆転した、現実にあったことを紹介するドキュメンタリー番組『逆転人生』(NHK)。5月20日の放送回では、ネットで世界最大級の炎上に見舞われた弁護士・唐澤貴洋さんの逆転劇が放送される。
数年前、ネット掲示板で中傷を受けた依頼者の弁護を引き受けた唐澤さん。ところがその炎上が飛び火し、「唐澤をナイフでメッタ刺しにする」という殺害予告まで飛び出し、カッターの刃を送りつけられたり、先祖の墓を荒らされるなど、職場や家族を巻き込む事態に。
「顔の見えない人たちから『殺す』と言われ恐怖でした」と当時を振りかえる唐澤さん。のべ100万回以上の殺害予告といわれる数は、ジャスティン・ビーバーの1200万回に次ぐ世界第2位ともいわれ、デマが拡散されマスコミにも連日追われていた。
そんななか、かつて殺害予告を繰りかえしていた人物から「直接会いたい」と連絡が入り、面会を決意する。今回、この元加害者との直接対決の場にカメラが潜入し、加害者への憎しみや恐怖から解放されるまでの唐澤さんの逆転劇を追う。この模様は20日・夜10時からNHK総合で放送。
(Lmaga.jp)