阪神高速3号神戸線、140日の工事を通行止めで10日間に短縮

阪神高速道路(本社:大阪市中央区)が、阪神高速 3号神戸線の湊川(神戸市長田区)~京橋(神戸市中央区)間の上下線約6.3kmを5月24日から6月3日まで終日通行止め。高速道路の長寿命化に向けたリニューアル工事が実施される。

開通から約50年経ち、老朽化による鉄筋コンクリート床版などの劣化が進んでいる同路線。今回、床版の高性能な防水処理をはじめ、高吸音で高排水の舗装を導入し、床版の長寿命化対策を施す。

この工事に伴い同区間は、24日・早朝4時から6月3日・朝6時まで終日通行止め。同社は、「混雑が予想されることから、お車のご利用をお控えいただくか、迂回ルートのご利用、ご利用時間帯の変更をご検討いただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします」と呼びかけている。

同路線は2009年にフレッシュアップ工事を実施したが、舗装やジョイントの損傷が多く発生し、最近は緊急工事が多発。「特に、鋼床版の溶接部に亀裂が発生しており、大規模修繕事業において早期の着手が必要」と判断し、車線規制でおこなうと約140日を要するところを10日という短期間で工事する予定だ。

この時期におこなうのは、交通量が比較的少ないこと、品質管理上適当な気温であること、降雨が比較的少ないことなどを考慮し判断。「安全性、走行性のさらなる向上に向け、全力をあげて取り組んでまいります」という。なお、今回の工事に合わせて、31号神戸山手線(神戸長田~湊川)の上下線も通行止めとなり、工事全体の迂回ルートや交通影響予測などは公式サイトで案内される。

(Lmaga.jp)

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