近藤サト、グレイヘアにしてから「敬語を使ってもらえるように」

フリーアナウンサーの近藤サトが5月26日、イベント『アンチエイジングフェア in Osaka 2019』に出演。会場となった「カンテレ扇町スクエア」(大阪市北区)で、自身のグレイヘアについて語った。

自然体のままのグレイヘアが話題を呼んだ近藤サト。20代後半から白髪を染めていたが、「東日本大震災で防災用品を準備した際に、カンパンの横に『白髪がバレちゃうじゃない』と思って家庭用の毛染めをセットしたんですよ。そのときに、なんて了見が狭く、自分のことしか考えられない、馬鹿な人間なんだろうって。そこで、染めている理由を考えなおしたんです」と、グレイヘアへのきっかけを説明した。

「だれが私に染めさせているのか? 私が行く道は、私が決める。そこでこっそり染めることをやめたつもりが、こんなことになりました」と、笑う。周囲の反応はさまざまだったそうで、女性記者から「どうして女性性を40代でやめたのですか」と言われたこともあるそう。「私は全然捨てたつもりはないのに。また、これまでだと『変わらないですね』と言ってもらえたのですが、そう言えなくなったからか、敬語を使われるようになりました。中身は全然変わらないのに、年輩者として尊敬されるようになったと思います」と話した。

「美容のルーティンを見直して、悪しき習慣というのはいくつかやめてもいいのはあるんじゃないかと思う。染める、染めない、ウィッグをつける、つけない。10人いたら、10人の選択があっていい。自分で選んでもらえたら」と、会場にいた女性に向けて熱いメッセージを届けた。

(Lmaga.jp)

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