椎名桔平、安楽死がテーマの社会派医療サスペンスで主演「大きな経験になった」
現役医師の作家・久坂部羊氏による衝撃作を連続ドラマ化したWOWOW『連続ドラマW 神の手』のイベントが10日、大阪市内でおこなわれ、主演の椎名桔平、原作者の久坂部氏が登壇した。
「現代日本に安楽死は必要なのか」という問題を真っ正面から取り上げながら、俗悪な欲望や思惑に駆られた人間たちをうつす社会派医療サスペンスの同作。安楽死の処置をおこない、告発されてしまう外科医・白川を演じた椎名は、「タイトル(神の手)を見るとスーパードクターみたいな感じしません? でもそうじゃなく、普通のお医者さんの人間像を掘り下げていく。それはやり応えがありましたし、大きな経験になりました。人間関係含め先生(久坂部氏)が実際に経験したことなので、すごくリアリティがある」と、作品についてコメント。
久坂部氏は「誰でも死ぬんですよ。1回しか死ねないので、上手に死ぬためには向き合って準備する必要がある」と話し、椎名は「昨年の終わりくらいに母を亡くしまして。闘病生活も長かったんですけど、今回安楽死に向き合うなかで、考えるということは大事だと思った。どう死ぬか、どう生きるか、今回のドラマを通して考えるきっかけになればうれしい」と呼びかけた。ドラマは6月23日・夜10時から放送される(全5話・第1話は無料)。
(Lmaga.jp)
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