野田秀樹の新作で広瀬すず初舞台、クイーンの世界を演劇化
劇作家・演出家の野田秀樹が率いる「NODA・MAP」の新作『Q:A Night At The Kabuki』が今秋、全国3カ所で上演される。
30年以上に渡って日本演劇界のトップを走り続け、話題作を届け続ける野田。今回は、伝説のバンド・QUEENのアルバム『オペラ座の夜』の演劇性を形にした、野田版『ロミオとジュリエット』が舞台化されるという。
野田は、「実は、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の盛り上がりが起こる2年ほど前、クイーンの周辺から私の所に舞い込んできた。~中略~ 私は半信半疑ながら、半身半着の汗だくでワークショップを重ねて、私なりに『オペラ座の夜』から得たインスピレイションを文字に起こしてクイーンの周辺にお届けしたところ、何と本当にクイーンから『OK、やってくれ』という返事が来た」と説明。
このコラボについてQUEENのブライアン・メイからは、「令和元年という新しい時代の幕開けに、演劇史に新たな1ページを刻むとされる作品で、日本の文化に関わることができるのは喜ばしい限りです」とメッセージを送った。
本作では、2組のロミオとジュリエットが登場。ジュリエットには野田作品に数多く出演してきた松たか子、そして舞台初挑戦となる広瀬すずが、ロミオはどちらも野田作品初参加となる上川隆也と志尊淳が演じる。
東京・大阪・北九州で巡演し、大阪公演は10月19日から27日まで「新歌舞伎座」(大阪市天王寺区)にて。チケットはS席12000円ほか、9月7日に発売される。
(Lmaga.jp)
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