大阪駅のホテルで、日本最大規模の現代アートフェア
現代美術に特化したアートフェアとしては、日本最大規模かつ最長の歴史を誇る『ART OSAKA』が今年も開催。「ホテルグランヴィア大阪」(大阪市北区)の26階の客室を使い、7月6日と7日におこなわれる。
2019年の参加ギャラリーは54(関西23、関西以外26、台湾4、韓国1、うち初参加7)で、展示ブースは69部屋に上る。注目の若手・中堅から国際的に活躍する著名作家までが揃い、多彩な作品をまとめて見られるのがうれしい。展示作品は購入でき、5万円以内で手に入るものも。もちろん鑑賞だけでもOKだ。
そして、地元以外のギャラリーや作家と知り合いになれるのも「ART OSAKA」の大きな魅力。なかでも注目作家は、プールサイドの人々を描くFAN Yang-Tsung(AKI GALLERY、台湾)と、自身で撮影した映像を編集し、そこから抽象的な絵画を制作する蓮輪友子(YIRI ARTS、台湾)だ。
また、35歳以下の若手を個展形式で紹介する「U-35セクション」では、新平誠洙(アートコートギャラリー、大阪)、鈴木愛弓(CRSPY EGG Gallery、神奈川)が見られる。ギャラリーでは、東京の4つのギャラリーが集合した新しい形のコレクティブ「Ham mock」が登場するのも要注目だ。
ほかにも、観客の投票による『ベストプレゼンテーションアワード』や、「京都市立芸術大学」とコラボした企画展、最終日のトークショーなど話題は盛りだくさん。現代アートの最前線を祝祭感とともに味わいたい方はぜひ。料金は1800円(ワンデイパス)。
文/小吹隆文(美術ライター)
(Lmaga.jp)
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