大阪「Osaka Metro」、民営化後の初配当は81億円

大阪市の松井一郎市長が4日、「大阪市役所」(大阪市北区)で会見をおこない、2018年に民営化された「Osaka Metro」からの初配当について語った。

松井市長は「Osaka Metroは、初乗りや普通運賃も現行料金になり、値上げをしないことで利用者目線での経営をしてくれ、大変頑張っている」と評価。そして、2018年の民営化後初めて、株主である大阪市に約81億円の配当があったことも明かした。

それについて松井市長は、「81億円という大きなお金だけでなく、税収を合わせると国にも支払っており、経営利益のなかからトータルで300億円を超えるお金を払っている。大阪市はこの財源を医療、福祉、教育などに活かしていきたい」と、民営化の成果を力説。

大阪市では、今後もOsaka Metro・大阪シティバスが、大阪・関西の中心となる交通機関としてまちづくりに貢献するとともに、民間会社としてさらに成長発展することを期待しているという。

取材・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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