大阪初の世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の結果、6日に持ち越し
大阪初の世界文化遺産登録が期待される「百舌鳥・古市古墳群(もず・ふるいちこふんぐん)」。7月5日に審議の結果発表が期待されていたが、6日へ持ち越すこととなった。
堺市では多目的ホール「フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)」で、アゼルバイジャンで開催中の『第43回世界遺産委員会』のパブリックビューイングを5日・17時半から開催。世界遺産決定の瞬間を祝福するために、「百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録を応援する堺市民の会」の会員らをはじめ、周辺に住む市民、報道陣が5時間以上も結果を待ち構えていた。
22時半過ぎに、堺市のキャラクター・ハニワ課長は「ドキドキが止まりません。土器だけに」と語っていたが、現地からの中継で永藤英機堺市長は「今日の審査は難しいという状況です。みなさん長い間お待ちいただいたと思うのですが、明日になります」と発表した。
来場者のなかには、「明日も来るのは難しい」と落胆していた人も多かったが、大阪市の50代男性は「明日も来ます。小学生の頃から古墳が好きでした。ずっと世界遺産登録を待っていたので、この機会は見逃さないようにしたい」と、笑顔で会場を去った。
明日も同会場にてパブリックビューイングが開催され、開場は13時から、審議は15時から始まる予定。入場料は無料、先着800名限定。「百舌鳥・古市古墳群」は堺市の百舌鳥エリア、藤井寺市と羽曳野市の古市エリアにある49基の古墳が対象となる。
(Lmaga.jp)
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