大阪・心斎橋でトムとジェリー展開幕、若い世代にも人気
東京では20日間で10万人を動員した展覧会『トムとジェリー展』が、「大丸心斎橋店」(大阪市中央区)で7月18日にスタート。開場と同時に、幅広い世代のファンが集った。
ネコのトムとネズミのジェリーの「仲良しなケンカ」を描き、今年で80周年を迎える大ヒットアニメ『トムとジェリー』。プロデューサーの渡辺さんが「シニアのお客さまが中心と思っていたのですが、親子や若い世代が多かったのが想定外でした」と話すように、大阪の初日も20代や子ども連れのお客がじっくりと鑑賞する姿が目立った。
今回の企画展は、原画・資料約250点の展示やアニメの映像などのほか、作者のウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが凝らした工夫や、TV化のための経費削減など、2人の試行錯誤が伝わってくる内容となっている。
また、当時は原画やセル画も廃棄する傾向にあったそうで、「ロサンゼルスは火事が多く、燃えやすいセル画は保管しない時代でした。今回の展示は、偶然にも残っていた貴重な品々。当初のネコっぽいトムから今のトムへと変化するさま、背景などのこだわりも楽しんでほしい」と、渡辺さんは見どころを話す。
姉妹で訪れた東大阪市の20代女性は、「あちこちで見かけて、気付いたらファンになっていました。見た目もしぐさも大好きです」と、鑑賞前にお目当ての品を約1万円購入したそう。グッズ売場目的の人はほかにも多くおり、大量買いする人が目立っていた。『原始家族フリントストーン』『ヨギベア』『チキチキマシン猛レース』の作品も展示され、期間は8月19日まで。料金は一般1200円。
(Lmaga.jp)
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