香川照之が解説、日本初公開の絶滅種もある大阪・昆虫展
昆虫の生態、能力、多様性、昆虫研究のイロハを、約3万5000点の標本と、映像、パネルなどの資料で紹介する特別展『昆虫』が、「大阪市立自然史博物館」(大阪市東住吉区)で9月29日までおこなわれている。
この展示を解説する音声ガイドに、昆虫好きで知られる俳優・香川照之が登場。NHKのEテレ「『香川照之の昆虫すごいぜ!』のカマキリ先生役でお馴染みだが、本展でも「昆活マイスター(オフィシャルサポーター)」を務める。
香川が登場するのは「特徴のある昆虫」「食べる」「採集する」など5つのコンテンツ。「香川さんの子ども時代-昆虫採集」のテーマでは、「虫かごのなかだと虫の本来の姿が分からない」と、せっかく捕まえた虫を庭に放していたというエピソードが語られる。「虫が外に飛んでいったら、そのときは仕方なし」とあきらめていたそうだ。
日本初公開となるのは、琥珀に閉じ込められ発見された、絶滅した昆虫(アリエノプテラ目)。さらに本展の学芸員が発見した新種と、新種と認められるまでのプロセスを紹介した企画も。
展示のほか、「長居植物園」の昆虫の観察会や「昆虫食」の体験会、ペーパー昆虫で標本を作るペーパークラフトなどのイベントも開催。小学生向けのワークショップも多数開催されるので、公式サイトで確認を。料金は大人1400円、中学生以下無料。
取材・文/小吹隆文(美術ライター)
(Lmaga.jp)
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