天竺鼠・川原、3度目の個展に「こんなに幸せなことない」
お笑いコンビ・天竺鼠の川原克己による個展『大きなmaenomeri展』が30日からスタート。それに先立ち、29日に会場である「江之子島文化芸術創造センター(enoco)」(大阪市西区)でトークイベントをおこなった。
自身の代名詞でもあるキャラクター「おでことれちゃったくん」の着ぐるみ製作資金をクラウドファンディングで集めた川原は、そのリターンとして十数名のファンを今回のイベントに招待。トークイベント後には、ファンと一緒にギャラリーを巡り、ひとつひとつの展示作品のボケの意味を解説するなど自ら展示を紹介した。
イベント後、囲み取材に応じた川原は、「別の階のギャラリー見たらイカつい絵がいっぱいあったんでビビりますね。こっちは『おでことれちゃったくん』とかやってるのに(苦笑)。でも、本当に最高の場所」と、大阪府が運営するギャラリーでの個展開催にすっかり満足の様子。
また、「おでことれちゃったくん」着ぐるみは、NHKなどで着ぐるみを製作する職人に依頼したそうで、「初めて全国放送に出たときもやったキャラクター。こんなに幸せなことはない」と感慨深げ。川原にとって3回目となる個展は、新作を含む約80作品が展示される。期間は9月8日まで。入場料500円。
取材・写真/上地智
(Lmaga.jp)