大阪市、市役所地下の英國屋で認知症啓発イベントを実施

大阪市は29日、「認知症の人がいきいきと暮らし続けることができるまち」の実現に向けて、認知症の人が店員として働くイベント『ゆっくりカフェ in 英國屋』を9月6日に開催すると発表した。

大阪市の認知症高齢者数は約7万5000人(2019年4月)で、今後も増加することが見込まれている。2018年の2月、世代や立場を超えてやさしい街づくりを目指す「認知症の人をささえるまち大阪宣言」をおこなった同市。今回のイベントはその一環で、大阪市役所地下2階にある「英國屋」を利用し、13時半から15時半の間で実施される。

現在の課題のひとつは、まだまだ能力のある認知症の人が活躍できる場がないこと。今回おこなわれる『ゆっくりカフェ in 英國屋』を通じて、認知症の人がいきいきと活動している姿などを発信し、社会全体で正しい知識や理解を深めることを図っていくという。

松井一郎市長は、「本イベントは、全国に先駆けた取り組み。終了後に課題や検証をおこない、継続的な実施も考える。これをきっかけに認知症に対する理解が深まり、企業などが同様の取り組みをしてくれるのであれば、実施の留意点などについて協力をしていきたい」と述べた。

また同市では、各区にある地域包括支援センターに「認知症初期集中支援チーム」を設置しており、松井市長は「認知症は早期に気づいて対応することが重要。気づいたら同チームに早めの相談をお願いしたい」と訴えた。

取材・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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