京都・嵐山の絶景スポットに、日本美術の美術館が誕生

京都・嵐山の大堰川沿いに10月1日、日本の名画をコレクションする「福田美術館」(京都市右京区)がオープン。国内外の観光客に、新しい観光スポットとして注目を集めている。

世界有数の観光地となった嵐山で「100年続く美術館」をコンセプトに、これまで受け継がれてきた日本文化を次世代に伝えることを目的に設立された同館。江戸時代~近代にかけての主要な日本画家の作品を中心に約1500点を所蔵し、円山応挙、与謝野蕪村、伊藤若冲、横山大観、竹久夢二と、名だたる絵師や画家らの作品がそろう。

京町家のエッセンスを取り入れた建物は、数々の名建築を手掛けてきた建築家・安田幸一氏によるもの。蔵をイメージした展示室、縁側のような廊下、網代文様からインスパイアされた壁面ガラスなどが特徴。また、大堰川と渡月橋を望む絶景スポットにカフェが設けられ、人気カフェ「パンとエスプレッソと」による軽食やスイーツなどのメニューが楽しめる。

開館記念『福美コレクション展』では、初めて公開される狩野探幽筆の『雲龍図』、約100年ぶりに公開される橋本関雪『後醍醐帝』など、計80点を展示。前期と後期で展示替えがおこなわれ、1期は10月1日~11月18日、2期は11月20日~2020年1月13日。料金は一般・大学生1300円。

(Lmaga.jp)

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