人気チョコレートの初カフェ、京都の町家で和なメニュー
人気チョコレートブランド「セゾン ド セツコ」による初めてのカフェが、京都・麩屋町三条に10月29日オープン。築100年以上の町家で、京都らしいスタイルを目指す。
チョコレートメーカー「メリーチョコレートカムパニー」(東京都大田区)が、全国の百貨店を中心に展開する同ブランド。日本の四季や色彩、様式美を表現するために、花々のモチーフなどが手描きされるチョコレートが人気だ。
今回のチョコレートショップ&カフェ「セゾン ド セツコ 京都ショコラトリー」では、「テナントで表現しきれない『セゾン ド セツコ』の世界観を存分に体感いただける場にしたかった」と担当者。そのため、日本の美を追究した内容となっている。
ブランド監修を担当している和紙デザイナーの堀木エリ子さんがプロデュースし、町家をリノベーション。ショーケースや照明、テーブルに和紙を利用したり、風雅な坪庭を借景にしたりするなど、落ち着きのある空間に。
メニューは、ほのかな酸味を感じるエクアドル産の砕いたチョコレートと、生クリーム入りのミルクを茶筅で点て、オリジナルのチョコドリンクが作れる「茶筅ショコラ」(ドリンク付き1540円)や抹茶バージョンで楽しめる「ショコラフォンデュ」(ドリンク付き1760円)など、和を取り入れたメニューが楽しめる。
ショップでは、京都店限定のボンボンショコラ、縁起のよい伝統の吉祥紋を施した「祥紋ショコラ」などの手土産向けなアイテムも販売する。営業は10時半から19時まで。京都市役所駅から徒歩約1分。
取材・写真/中河桃子
(Lmaga.jp)