２０２０年後期の連続テレビ小説『おちょやん』で主人公・竹井千代役を務める女優・杉咲花。朝ドラ２度目の出演にしてヒロインの座をつかんだ杉咲が、３０日の発表会見で心境を語った。

連続テレビ小説『とと姉ちゃん』（２０１６年前期）では、ヒロイン・高畑充希が演じる小橋常子の妹・美子（よっちゃん）役を約４カ月務めた杉咲。ヒロインを側で見ていて感じたことを訊ねると、「膨大なセリフの量に･･･」と苦笑いを見せた。

そして、「毎回リハーサルがあるんですけど、高畑充希さんは毎回必ずセリフを覚えていらしていて。本当にすごいなと感じていたんです」と振りかえる。

杉咲は、「疲れが溜まってくることもきっとあると思うんです。そんななかでも、丁寧に細かく役のことを考えて表現されている姿がすごく勉強になりました。自分もそんなふうに最後まで丁寧に向き合っていけたら」と意気込んだ。

本作は、「松竹新喜劇」で喜劇女優として人気を博した浪花千栄子をモデルに、明治の末から戦後を駆け抜けるヒロインの生涯を描く。２０２０年４月にクランクインの予定で、放送は同年秋から。

(Lmaga.jp)