新・神戸市立博物館は1階の入場が無料に、カフェもオープン

改装工事のため長らく休館していた「神戸市立博物館」(神戸市中央区)が、11月2日にリニューアルオープン。10月25日の内覧会でその全貌が明らかになった。

1階は「神戸の歴史展示室」を新設し、入場無料になったのが大きなポイント。同じく体験学習室と情報コーナーも無料で利用できる。また、ミュージアム・カフェ&雑貨店「TOOTH TOOTH 凸凹茶房」がオープンするのも話題となるだろう。

2階には新たに「コレクション展示室」が設けられ、通年で展示がおこなわれる。教科書にも掲載される有名な絵画「聖フランシスコ・ザビエル像」(重要文化財)や古地図、銅鐸、ガラスのコレクションがいつでも見られるのはうれしいところだ。

また、「ナイトタイム・ミュージアム」を実施して土曜日は午後9時まで開館し、建物正面のライトアップもおこなわれる。料金は一般1000円、高校生が無料となり、大学生は半額に。より市民に開かれたオープンなミュージアムへと生まれ変わる。

オープニング展は『神戸市立博物館名品展 まじわる文化、つなぐ歴史、むすぶ美』と題して、11月2日から12月22日に開催される。同館が所蔵する約7万点ものコレクションから選りすぐりの名品がそろい踏みし、ミュージアムの新たな門出を祝う。

取材・文/小吹隆文(美術ライター)

(Lmaga.jp)

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