【朝ドラ裏話】地元の協力なしでは再現できなかった、スカーレットの火まつりシーン
滋賀県・信楽を舞台に描かれる連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)。第53回(11月29日放送)に登場した行事『火まつり』シーンの撮影の様子が明かされた。
甲賀市信楽町の伝統行事『しがらき火まつり』を元にしたこの『火まつり』。陶器づくりや生活に欠かせない火への感謝と、火に関わる安全を祈願する神事として毎年7月第4土曜日に執りおこなわれている。
ところが2018年、2019年は台風の影響で中止。8月下旬のロケではあったが、祭りを再現できるとあって地元の頼もしいバックアップがあった。
地域の関係者の協力を受け、エキストラとして大勢が参加。さらに、「実際に使用する予定だった約60本の松明をご準備いただき、荘厳なシーンを撮影しました」と火の粉が舞う祭りを再現できたという。
当日は、喜美子(戸田恵梨香)や深野先生(イッセー尾形)、八郎(松下洸平)らが約5キロもの松明を担いで山道を歩くシーンを撮影。
「信楽の方々が協力してくれなかったら成立しないシーン」と松下も感謝。また、松明を担ぐ戸田の後ろ姿が、「ものすごく頼もしかったです。その背中を追いかけて僕も登りました」と撮影を振りかえった。
戸田も地元の協力に、「安全面も含めて私たちをフォローしていただいて、すごくありがたかったです」とコメント。撮影では「フカ先生や八郎さんと一緒に歩けているという、うれしさと楽しさがありました」と感想を話し、喜美子の心情と重なったようだ。
(Lmaga.jp)
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