地元・大正で愛される沖縄酒場、新施設に移転 ヤギ料理も豊富
大正で地元の人たちから愛されてきた沖縄料理店「沖縄酒場きじむなーの森」が、京セラドーム近くにできた新施設「タグボート大正」(大阪市大正区)内に18日、移転オープンする。
沖縄出身者が多く住む大正区。同店は2019年末までJR大正駅沿いの環状線高架下で営業しており、地元民が通う店として知られてきた。しかし、高架下工事の影響から、2020年の春までに退去するよう求められていたそう。移転先を探すもなかなか見つからず、「沖縄に帰ろう」と思っていた矢先、店の常連で前・大正区長(現・港区長)の筋原章博さんに同施設を紹介され、今回の出店が決まったという。
店内では、沖縄市宜野湾市出身の店主による沖縄料理の数々が楽しめる。特におすすめなのは、宮古島から空輸で直接仕入れた新鮮なヤギ料理。宮古島のヤギは臭みが少なく、苦手な人でも食べられるという。ヤギ汁やヤギの刺身やユッケ、ヤギレバーなど、沖縄現地でなければなかなかお目にかかれないメニューがスタンバイ。
店主の屋良朝日さんは、「マニアックな攻めたメニューが多いので、ぜひチャレンジして欲しい」と、新天地でのスタートに笑顔を見せた。移転に伴い、ランチタイムの営業も開始する。営業時間は11時~15時、17時~25時。場所は「タグボート大正」2階。
取材・写真/野村真帆
(Lmaga.jp)