高橋尚子「初の大阪国際女子マラソンで、歩いとんなよ!って」大阪の洗礼受けたと明かす
シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子が1月25日、大阪市内で26日に開催される『第39回大阪国際女子マラソン』の会見に出席し、大阪での応援について語った。
選手として初マラソンの舞台は1997年の『大阪国際女子マラソン』だったという高橋。大阪のコースでの観客について、「ものすごく明るくて、迫力があって選手を叱咤するような応援なので、選手たちの力になってくれると思う。私自身の初マラソンで言われたのは『なんでそこで離れとんねん! 歩いとんなよ!』みたいな(笑)。
『そりゃそうだ頑張らないと!』と、気持ちを切り替えられるような応援をしてもらった。ほかではあんまりない応援ですね(笑)」と大阪ならではの洗礼を受けたことを告白。さらに応援のポイントとして「たとえば、『Qちゃん』って言われると『おっ!』と思うので、できればニックネームや下の名前で呼びかけていただけると、より選手も喜ぶのではないかなと思います」と、提案した。
また同大会の解説には、女子マラソン界のスターたちが集うのも見どころ。「全員が一堂に会することはなかなかなくって、本当に『新年会』ですね。一昨日ぐらいから始まっていて、昨日も夜11時ぐらいまで新年会していました(笑)」と舞台裏でも交流を深めている様子だ。
「増田さんの時代の開拓がなければ、次の有森さんのメダルにはつながっていない、そしてそれがなければ私の金メダルにもつながっていなければ、みずきちゃん、千葉ちゃん、そして日本の陸上界にもつながっていないと考えると、そこが一丸となれる本当に大切な機会」と女子マラソン界の歴史に想いを馳せた。
『第39回大阪国際女子マラソン』(カンテレ)は、1月26日・昼12時から放送される。
(Lmaga.jp)