引退したラグビー代表トンプソン選手、大阪に感謝
大阪府が1月28日、ラグビー日本代表として活躍した選手らに『感動大阪大賞』を贈呈。「大阪府庁」(大阪市北区)で贈呈式がおこなわれ、今シーズン限りで引退したトンプソン・ルーク選手が、「14年間応援していただき感謝している。この賞を本当に誇りに思う」と笑顔を見せた。
ニュージーランド出身のトンプソン選手は2004年に来日した後、2006年に近鉄ライナーズに所属。以来、ずっと同チームでプレーを続け、2010年には日本国籍も取得している。
また、ラグビーW杯には2007年から4大会連続で出場するベテラン。W杯を終えた日本ラグビー界について、「ファンの人たちの応援にとても感謝している。日本のチームは自信がついた。観客の期待も高くなっているから、もっとレベルアップが必要」と期待を込めた。
引退後はニュージーランドで牧場経営をする予定というトンプソン選手。「大阪のみなさん。14年間、近鉄ライナーズを応援していただき、どうもありがとうございました」とメッセージを送った。
取材・文・写真/岡田由佳子
(Lmaga.jp)