掛布雅之&松村邦洋、大阪で阪神タイガース初公式の映画を絶賛
阪神タイガースの球団創立85周年を記念して製作された映画『阪神タイガース THE MOVIE~猛虎神話集~』の先行上映会が2月4日、大阪市内で開催。タイガースOBの掛布雅之氏、タイガースファンで知られるタレントの松村邦洋が登壇した。
球団初の公式ドキュメンタリー映画として、85年の歴史をひもといていく同作。「1985年のバース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発」や「矢野タイガース『新世代ニュースター』」など8つのエピソードが登場。
掛布氏はこの映画について、「阪神の長い歴史が分かる映画になっています。今の阪神ファン、オールドファン、どちらも喜んでもらえる内容。この映像を観ると、阪神タイガースの個の力は巨人にも勝っていることが分かります」と虎党垂涎の映像が盛りだくさんだという。
使用されている映像は、サンテレビの50年にわたる中継素材などが中心。そのなかでも松村は、「江夏豊さんの映像は、サンテレビにあるなかで一番古いものが出てきます」と数々の伝説を残した名投手の貴重な映像を見どころに挙げた。
また、2020年の阪神タイガースについて、掛布氏は「ボーアという新外国人選手のバッティングを映像で見ましたが、打線の柱になりそう。大山を3番に置いて、ボーアが大山を助ける形になれば打線がいい流れになる。ただ、ボーアがバースのように打ち出せば、(対戦チームは)無理に勝負はしなくなる。後ろを誰に打たせるか、矢野監督はすごく悩むのではないか」と、4番候補の助っ人に期待を寄せた。
松村氏は、「1985年は優勝しているし、85は良い数字。今年の10月くらいにこの映画をもう一度観たいと思える出来事が起きてほしい。日本一あるのみ!」と35年ぶりに頂点に輝いた場合、同作の再上映を熱望した。『阪神タイガース THE MOVIE~猛虎神話集~』は2月14日より公開。
取材・文・写真/田辺ユウキ
(Lmaga.jp)