三田村邦彦「おいしくないものをおいしいと言わない」と宣言
俳優の三田村邦彦がナビゲーターを務める旅番組『おとな旅 あるき旅』(テレビ大阪)。スペシャルゲストに女優の泉ピン子と歌手の坂本冬美を迎えた90分スペシャルのロケが奈良でおこなわれ、三田村が「おいしくないものをおいしいと言わない」と宣言した。
3年ほど前、ある番組で紹介した店舗について知人に聞かれ「おいしかった」と返事をしたところ、その店を訪れた知人から「三田村さん、あれをおいしいと言ってはいけないよ」と言われたエピソードを紹介した三田村。
食の好みは人それぞれであるとしつつも、「そういえば、あのときどう思ったかな? あぁ、正直に言わなきゃな」と思ったという。
ピン子と坂本とは2019年5月に続き、今回が2回目の旅。「これ甘い、これ辛い」と毎回ハッキリ言うピン子の姿を見て、正直な感想を言うことが、「改めて基本だな、大切にしないといけないな」と目が覚めたという。
三田村は、「ピン子さんは、俳優にしても何にしても『私、褒めないのよ』って。何でもかんでも褒めちゃいけないんだな。ストレートな心を持たなきゃいけないんだな」と話した。
そんな褒めないピン子だが、この会見では「スイーツがうまかった」「あのフルーツサンドはおいしかった」「あと柿ね。柿バターって。あれ塗って食べようかと」「居酒屋に入って、一貫300円の寿司がおいしくて食べすぎちゃった」と奈良の食を絶賛。
三田村も、「あの寿司はおいしかったですね」と同意した。この旅の模様は3月7日・夕方6時半からの放送。3人が1日目に東大寺やならまち、2日目に飛鳥、石舞台古墳、橿原神宮などの歴史スポットを旅する。
取材・文・写真/いずみゆか
(Lmaga.jp)