USJでの食事は家族でも2人ずつ横並び、ルール決めた感染拡大防止策
入場制限をかけて6月8日から段階的に営業を再開する「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、パーク内レストランの利用にも制限がかかるという。
マスクが義務づけられ、レストランでも食事中以外は着用が徹底される同パーク。ソーシャルディスタンスを確保するため、待ち列も間隔を空けて並ぶことになる。
また会計時は、キャッシュレスを推奨。会計ごとにクルーは手指を消毒し、キャッシュトレーやクレジット決済端末などレジ周りもその都度消毒するという。
また「マスクを外すことになるので」と、レストランごとに大阪府のコロナ追跡システムを導入。各店舗ごとにQRコードが配布され、感染者追跡のために登録が勧められる。
そんななか、対応に困りそうなのがテーブルでの着席制限。横並びでの着席を原則とし、向かい側にはイスを配置せずにソーシャルディスタンスを促すサインシールが貼りだされる。
4人以上の家族で訪れた場合に、テーブルがわかれることになるが、「家族の場合は構わないという指標もありますが、スタッフには(本当の家族か)判断が付きませんので、一律のルールといたしました」と担当者。
家族だから、席が空いてるからという個人の判断基準でルールが守られないことがないよう、スタッフたちが強く協力を求めるという。
(Lmaga.jp)