関西初の人気セレクトショップ、京都で日本のシティポップ展開
東京で人気のセレクトショップ「bonjour records(ボンジュールレコード)」が6月11日、複合施設「新風館」(京都市中京区)内にオープンする。
ジャンルや国籍を問わず良いものをセレクトして発信するというコンセプトのもと、東京・代官山で1996年に創業した同店。以来、ファッションや音楽などさまざまなカルチャーを融合させた展開で、若者を中心に人気を集め、京都店は、代官山・渋谷・福岡に次いで4店舗目となる。
同店のPRマネージャー・村田勇介さんは、「私たちはこれまで世界中のカルチャーアイテムをセレクトしてきました。京都店では、日本の良いものも広げていくための音楽を中心にセレクトする予定です」と和を意識していくという。
なかでも注目は京都独自の展開である、弓削匠さんが協力したレコード・ブティック「CITY POP VINYL」。日本のシティポップ/AORシーンの第一人者で、レコードショップ「Adult Oriented Records」のオーナーもつとめる弓削さんならではの目線で、ジャパニーズ・シティポップとAORのレコードを取り扱う。
ほかにも、DJロスワンが収集したヒップホップヴィンテージTシャツの写真集「RAP TEES」と、そのロゴをつかったTシャツに漢字で「京都」とプリントされている商品は同店で先行販売。「Glow In The Dark」シリーズのTシャツは、「首まわりの後ろのタグ部分が蓄光テープに。クラブで遊ぶときに着てもらうことなどを意識しています。京都の文字がプリントされたオリジナルものです」と遊び心あふれる商品も展開する。
今後もいろんなアイデアを織り交ぜていくそうで、「bonjour recordsのカルチャーを知っていただけるよう、京都の方々とのコミュニティを深めていきたい。いつか地元のもの作りの方々ともコラボレーションできれば」と展望を語った。営業時間は11時~20時。
取材・文・写真/田辺ユウキ
(Lmaga.jp)