神戸の台所・湊川市場近くに食の新スポット、地域活性化が目的

神戸の台所として知られる「湊川市場」そばに、食の新スポット「湊川いちば美食街」が6月12日オープンする。

プロの料理人をはじめ、地元の人が多く買い物に訪れる場所として、戦後の闇市時代から知られる同市場。しかし飲食店が少なく、また夜営業している店がほとんどないことから、付近に住む若い世代や地元以外からの利用や認知度が低いことが長年の課題だったという。

そういった問題を解決し、さらに商店街や周辺エリアを活性化するべく、今回のプロジェクトが約3年前からスタート。新型コロナウイルスの影響でオープンが2カ月半ほど遅れたものの、今月ようやくオープンできる運びとなった。

今回第1弾としてオープンする「湊川大食堂」では、七海水産の貝、明石屋丸徳の魚、ほだかビーフの黒毛和牛肉、丹波屋の野菜など商店街にある店舗で食材や惣菜を仕入れ、それらの新鮮な食材を料理人がひと手間加えて提供。「わさび貝飯」「鯛の骨蒸し」など200種類以上が揃う。

今回の事業をプロデュースした「RETOWN」の松本篤社長は、「湊川市場にはたくさんの魅力的な店があるものの、昔からの地元の方以外にはあまり知られていない。また、ずっと利用してきた方々も高齢になり神戸一大きい商店街で買い物するのが負担になっている」と現状を説明。

そして「美食街が、商店街を知らない人に知ってもらう場所、また高齢者の方々にはサッと買い物ができる場所、また地域のコミュニティとして機能してくれたらうれしい」と意気込んだ。

今年度中には第2弾として、飲食店2店舗が湊川美食街内にオープンする予定。場所はファッションビル「みなとがわパークタウン」1階で、営業時間は11時~22時。

取材・文/野村真帆

(Lmaga.jp)

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