台湾の人気おやつ「豆花」、大阪で楽しむ現地スタイル

台湾の国民的おやつ「豆花(トウファ)」を楽しめる専門店「南所豆花(ナンショトウファ)」(大阪市北区)が4月に天神橋筋六丁目でオープン。台南出身の店主が作る本格的な豆花をSNSで知った客が訪れ、週末の午後には人が並ぶほど人気店となっている。

豆腐のようににがりを加えて固めた豆乳に、小豆やタピオカなどのさまざまなトッピングとシロップで楽しむ「豆花」。ほのかでやさしい甘みとヘルシーさが特徴で、関西でも提供する店が増加。新たなスイーツとして定着しつつある。

台南出身の店主の林峰旭さんは、本場の味を再現するため、毎日お店で豆花を手作り。林さんは仕事で大阪に住んでいたこともあり、「大阪は人情や町の雰囲気が、故郷の台南に似ている。大阪が大好きなので、絶対帰って来たいと思っていた。豆花は台湾の国民的おやつなので楽しんでもらえたら」と日本でお店を構えた理由について話す。

メニューは豆花4種とゼリー1種類の全5種類。人気は甘いシロップをかけていただく「南所豆花」(690円)と豆乳シロップの「豆乳豆花」(720円)。トッピングは北海道産の小豆を使った「小豆」や、台湾から取り寄せた「さつまいも団子」、色鮮やかな「台湾伝統フンクエ」などが人気で、現地同様に選べる(上記メニューは各4種)。

訪れていた40代会社員の女性は「SNSで見て来てみたいと思っていた。豆花はあっさりしていて、甘すぎないのでスルスルと食べられる。冷たくて食欲がなくてもいけそう。これからの季節にぴったりなので、また来ます」と楽しんでいた。営業時間は11時から19時半(不定休)で、テイクアウトは可能。クレジットカードは使用不可。

取材・文・写真/二木繁美

(Lmaga.jp)

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