京都・叡電で短冊いっぱいの七夕伝車、青もみじライトアップも
京都の鞍馬・八瀬など洛北エリアを走る「叡山電鉄」(本社:京都市左京区)で、7月1日から車内に短冊が飾られた『七夕伝車』が運行。沿線の青もみじのライトアップも実施される。
新たな出会い、長寿、夢の成就など、個性あふれる誰かの願い事を目にし、乗客らが「乗るのが楽しい」と毎年開催されている人気企画。
願いが伝わるよう「伝車」と名付けられた鞍馬線800系車両に、一般から募集したたくさんの短冊が飾られ、期間終了後、七夕にゆかりのある「貴船神社」に奉納される。
また、鞍馬線「市原駅」から「二ノ瀬駅」間にあるオオモミジ、イロハモミジなど約280本に囲まれる「もみじのトンネル」は人気スポットで、期間中の夜は清涼感あふれる美しい緑の景色を眺められるよう、ライトアップを実施。この区間約250メートルを通過する際は車内の灯りが消え、ゆっくり走行するという粋な演出が楽しめる。
短冊は、駅などのパンフレットに記載されているものを切り取って使用でき、8月10日まで「出町柳駅」の専用応募箱で受付をおこなっている。運行・ライトアップ期間は8月15日まで(「七夕伝車」の運転時間は日により異なる)。
文/塩屋薫
(Lmaga.jp)