田辺誠一「京都では、電車やバスに乗って移動したり、味わえない時間を過ごした」
5週連続放送のドラマ『探偵・由利麟太郎』(カンテレ・フジテレビ系)。吉川晃司演じる白髪の名探偵・由利麟太郎が、ミステリー作家志望の青年・三津木俊助(志尊淳)とバディーを組み、数々の奇怪な難事件に挑む横溝正史原作のホラーミステリーだ。
6月30日放送の第3話では、三津木(志尊淳)が殺人の容疑で逮捕され、その容疑を晴らすべく、由利(吉川晃司)と等々力(田辺誠一)が、久しぶりに緊急タッグを組むというストーリー。
ちょっと抜けている警部だが、実は事件の核心を突く切れ者…そんな等々力を演じる田辺に、3話の見どころを聞いた。
──等々力警部はどういった人物ですか?
ドラマのなかの役割としては、少しほっとした感じの存在なのですが、あまり“抜けてる風”に見えないように、決して切れ者では無いけれど、警察としての正義感を熱く持っている、真面目な感じが出せればと思っていました。
──等々力警部の好物は、たい焼きということですが、田辺さんの好物は?
ドーナツです。なんとなく、土曜日の夕方の味がします。
──撮影場所の京都で滞在中の過ごし方は?
撮影所の近くをふらふら歩いたり、電車やバスに乗って移動したり、なかなか味わえない時間を過ごしました。
──吉川晃司さんについて、撮影中のエピソードは?
吉川さんは、台本上で納得できないところがあると、『ちゃんとふに落ちないと、自分にウソをつくことになる。それは顔に出ちゃうんだよ~』と言われていて、本当に自分に素直に、真摯(しんし)に表現をしているんだと感じました。
──志尊淳さんについては?
志尊くんは、あらゆる場面で僕らの芝居を心で受け、さらに、それに合わせてボールを返してくるので、すごく柔軟性と瞬発力、発想を持っているなあと思いました。
──6月30日・夜9時から放送される3話の見どころを教えてください。
志尊くん演じる俊助がある事件に巻き込まれ身動きが取れなくなるので、由利と等々力が、タッグを組んで事件に立ち向かいます。ちょっと色っぽくて謎の多い事件に向きあう由利と等々力の姿、謎解きをお楽しみ頂ければ!
(Lmaga.jp)