ご褒美目当てに? 兵庫・西宮の喫茶でクリームソーダをリピートする理由
色鮮やかなクリームソーダを何杯も頼みたくなる・・・心ときめくサービスが楽しめるのは、赤レンガのレトロビル「マルシェ西宮」の3階にある「喫茶とお酒 花と寅」(兵庫県西宮市)だ。
色とりどりの「クリームソーダ」(680円)は、夏限定予定の赤の「ハイビスカス」、紫の「バタフライピー」、花にちなんだ「スミレ」「ローズ」、竹炭をブレンドした黒の「真夜中のジャスミン」まで、なんと20種。「花や果物のフレーバーなど、シロップにこだわっています」と、味もすべて異なるという。
2018年10月に「会社帰りやのんだ後に、女性ひとりでもお茶やお菓子でくつろいでもらえる空間になれば」と、夜カフェとしてオープン。
当初5種だったクリームソーダは、「制覇したい」という客の声とともに種類が増え、「ネーミングからもワクワク感を」という思いから、「クリームソーダコレクションカード」と、5杯飲みスタンプを5個集めると、上に乗るバニラアイスがマーブルアイスに変わる「ご褒美アイス」というのを考えたという。
カードの期限はなく、3杯一気に注文する人、すでに3回「ご褒美アイス」を食べた人など、客には大好評。また、6月にはSNSで「推し色クリームソーダ」として拡散され、「アイドルやアニメキャラのイメージ(担当)カラーを注文し、写真・グッズと撮影する若い女性も増え、楽しんでくれてます」と店主。
店内では、ハンドメイド作家による雑貨販売や不定期でギャラリーイベントも。現在の営業は「密」を避けるため、完全予約制(1組3名まで・90分入れ替え制)、14時~20時。火・水休。予約受付はSNSのDMのみ(電話は不可)。
取材・文・写真/塩屋薫
(Lmaga.jp)