ABCお笑いグランプリ、奇天烈漫才のコウテイが優勝…リンゴや粗品ももらい泣き
7月12日に開催された『第41回 ABCお笑いグランプリ』(ABCテレビ)で、吉本興業所属のお笑いコンビ・コウテイ(下田・九条)が優勝。賞金100万円を獲得した。
歴代のグランプリ受賞者にはダウンタウン、ナインティナイン、中川家、ますだおかだ、千鳥、霜降り明星といった、今日のお笑い界を牽引する面々が名を連ねる同コンテスト。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、約40人の観客はマスクを装着してソーシャルディスタンスを保ち、緊張感があるなかでの開催となった。
エントリー480組から56組が最終予選に進出し、無観客での動画審査を勝ち抜いた決勝進出者は、オズワルド、カベポスター、からし蓮根、コウテイ、さや香、世間知らズ、そいつどいつ、滝音、チェリー大作戦、ビスケットブラザーズ、フタリシズカ、ベルサイユ(50音順)の12組。3つのブロックに分かれ、それぞれ4分のネタを披露した。
そのなかで落ち着いた漫才を繰り広げたオズワルド、奇天烈な高速漫才で審査員の度肝を抜いたコウテイ、抜群のインパクトを残したフタリシズカの3組がファイナルステージに進出、結果、ファーストステージで演じた漫才ではなく、コントを熱演したコウテイが、チャンピオンに輝いた。
優勝が決まった瞬間、下田は「よっしゃー!!」と叫び、九条は号泣。普段のおちゃらけたイメージとは異なる2人のリアクションに、MCの山里亮太は驚きながらも優勝を讃えた。
審査員を務めたハイヒール・リンゴは「ネタも勢いがあって、(ファイナル3組のなかで)一枚上だった」と絶賛し、泣いて喜ぶ2人にもらい泣きする場面も。
放送後ABEMA TVで配信された優勝者特番では、コウテイの下田と交流のある霜降り明星の粗品が2人の優勝に泣いて喜び、九条も「やっと認められました・・・」とこれまでにない表情を見せた。
(Lmaga.jp)