宙に浮いて読書や昼寝…奈良にある「空中の村」がリラックスの極み

日本一大きな村と言われる奈良・十津川村の「21世紀の森・紀伊半島森林植物公園」内にある「空中の村」。大自然に囲まれてリラックスできる空間で、子どもからシニアまで幅広い世代が訪れている。

3年半ほど前に地域おこし協力隊として移住してきたフランス人のジョランさんが、村で林業に携わる内に「これらの山を生かして何かできないか」と考え、フランスの考え方や技術をベースに十津川産の杉を使うなどして、企画・設計。約半年かけてこの施設を完成させたという。

ハーネスやヘルメットを着けて遊ぶアスレチック施設と違う点は「くつろげる場所」だとジョランさん。地上4~12mの高さに網つり橋や木製のプラットフォームが設けられ、空中を散歩するかのようにつり橋を渡ったり、網のうえでゆらゆらと読書や昼寝をしたりと、十津川村の大自然に囲まれてのんびり過ごすことができる。

同施設は今年4月1日に開業したものの、新型コロナウイルスの感染防止のため約1カ月半の休所を経て、6月1日に再開。現在は家族連れのほか、若者からシニアまで幅広い世代のカップルや友だち同士が、十津川の自然を満喫しているそう。

ジョランさんは「夏は街中より涼しいので、木漏れ日の下、風を感じながらのんびりできる空中の村へリラックスしに来てください」と呼びかける。

十津川村へは、大阪からも車で約2時間ほどで行くことができる。「空中の森」は入場料が高校生以上2000円、中学生以下1500円(土日祝異なる/オーガニックドリンク付き)。

(Lmaga.jp)

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