大阪市が10万円給付の手続き遅延を謝罪「現在は滞留解消、速やかに申請を」
7月30日の定例会見で大阪市の松井一郎市長は、支給が遅れている特別定額給付金について「遅れておりまして、申し訳ありません」と謝罪。8月25日に申請期限を迎えるにあたり「当初の滞留は解消されていますので、申請期限までにご申請ください」と呼び掛けた。
当初、早期に支給する目的でオンライン申請もおこなっていた大阪市の特別定額給付金。しかし書類の不備や二重申請の確認に手間取ったことでオンライン申請は中止され、その後も申請書類の確認作業に手を取られて支給は遅延、6月17日には「準備が不十分だった」と市長が不備を認めていた。
そんななか7月28日までに、大阪市約152万世帯のうち95%を占める149万世帯の申請を受理。同日の発表では、6月末までに申請書が届いた分に関しては手続き済みで、全体の89%となる129万世帯への支給を終えているという。
この状況に対し松井市長は、「不備対応に時間がかかっており、多数のお問い合わせをいただいている。不備が解消され次第、速やかに支給いたします」と説明。さらに、「これまでは、急がない方はゆっくり申請していただきたいとお願いしていましたが、滞留は解消されておりますので、申請期限である8月25日までにご申請ください」と呼び掛けた。
取材・文・写真/岡田由佳子
(Lmaga.jp)