イケメン・春風亭昇々らが落語会「古典派、爆笑派、変化球」

現代的かつ独創的な新作落語で人気の落語家・春風亭昇々(しゅんぷうてい・しょうしょう)。コロナの影響で延期されていた落語会『ワンダー3』が10月に開催されるのに合わせて9月28日、大阪市内で会見がおこなわれた。

『ワンダー3』は、「イケメン落語家」と称されるルックスで注目の昇々に加え、柳亭小痴楽(りゅうてい・こちらく)、桂宮治(かつら・みやじ)の3人による合同落語会。

3人の年代は近いものの、「小痴楽兄さんは普段の言葉も江戸弁で、本格的な古典派。宮治さんは古典でもアドリブを効かせて、宮治色に染める爆笑派」と説明するように、持ち味はまったく異なる。

一方、自身のスタイルは「たまに『これも落語なんだ』と言われる新作がメインの僕は、変化球系ですね。音楽で言うと、クラシック、ジャズ、ボサノバみたいな感じです」と、その違いを上手くたとえてみせた。

そんな変化球系の昇々は、2014年に落語家としてはいち早くYou Tubeチャンネル『アバンギャルド昇々』を開設し、落語だけでなく歌ネタなども配信。

「ネットの時代なのに、落語家がやらないのはよくないんじゃないかと・・・。どうせなら(配信で)全国の人に観てもらって、『好きな歌手は誰?』というのと同じように『好きな落語家は誰?』と言われるぐらい、落語が世間に浸透してほしいです」と、大きな望みを語った。

『ワンダー3~小痴楽・昇々・宮治の落語』は10月15日に「松下IMPホール」(大阪市中央区)にて。チケットは3800円で、現在発売中。

取材・文・写真/吉永美和子

(Lmaga.jp)

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