みのもんたが、さまざまな質問に答える番組『朝からみのもんた』（読売テレビ）。１１月１日の放送回では、流行語が生まれるなど社会現象にもなったＭＣ番組『クイズ＄ミリオネア』での裏話を明かす。

２０００年から約７年間、フジテレビ系で放送された同番組。全問正解で１０００万円獲得を目指し、解答者がクイズに挑戦。司会のみのが「ファイナルアンサー？」と尋ねてから正解の発表をじらして解答者の動揺を誘う、通称「みの溜め」が話題となった。

当時を振りかえり、みのは「やっぱり僕も人間だから好き嫌いがあるじゃないですか。今だから言えますけどね」と話しはじめ、「この人に１０００万いってほしいなと思うとね･･･僕は答えわかってませんよ？ わかってないけど、僕でもわかる場合があるわけ。そういうときに間違った答えを言ってしまうと･･･」とポツリ。

続けて、みのは「抑えめの口調で『ゆぅっくり、考えてください』と言っていた」といい、「すると解答者は『え？ じゃあ、Ｃ』と答えを変えるので、『Ｃ？･･･正解』と誘導に成功する」と、裏話を明かした。

一方で、「嫌なヤツもいるのよね。そいつが『Ａ』って正解を言うとする」とみの。今度は解答者のほうへゆっくりと首を動かしつつ、あの目つきと、平坦な声で「Ａ･･･ファイナルアンサー？」。すると解答者は「ちょっと待ってちょっと待って、Ｂ」「･･･Ｂ？ 残、念！」となるといい、うれしそうに当時の緊迫したやりとりを再現する場面も。

みのは「とにかくね、クイズミリオネアはね、人間性が出るからおもしろい」と言い、大金を前に、解答者の心理を翻弄するのはよほど楽しかったらしく、「遊びましたよ。どうせ自分のものじゃないんだから」と笑った。この模様は１１月１日・朝６時３０分から放送される。

(Lmaga.jp)