本社名物のティラノがお引越し、門真市に「海洋堂」新施設

世界的にも名高いフィギュア制作メーカー「海洋堂」による、フィギュア・造形物が集結する施設「海洋堂ホビーランド」(大阪府門真市)が4月にオープン。創業者である宮脇修氏が館長となり、総合プロデューサーを務める。

「エイチ・ツー・オー商業開発」(大阪市西成区)が運営する「イズミヤ門真店」の3階に開設される同施設。2021年で創業57年を迎える同企業の誕生から現在までの軌跡をたどることができるという。

5000種以上の造形物を手がけてきた同社のスタートは、宮脇修氏が守口市に開業した1坪半の模型店。帆船模型の完成品販売や戦車模型の売り上げ日本一を記録するなど伝説な模型店となったのちに、日本におけるガレージキットシーンの誕生を牽引した。

メーカーに転身した90年代に準国産企画のアクションフィギュアのブームを起こし、「フルタ製菓」(大阪市生野区)の「チョコエッグ/日本の動物コレクション」の精巧すぎるおまけで大ヒット。国内外で活躍する企業へと成長した。

「少し閉塞感や窮屈さが漂う時代に、今の子どもも、かつて子どもだった大人も、訪れるとワクワクしたり、学びがあったり、心踊るホビーランド」を目指し、新施設を機に20年以上も本社屋上のシンボルだった実物大のティラノサウルスの頭部を移設。

こちらは、ハリウッド大作映画の特殊効果やメイクアップを担当したクリス・ウェイラス氏から宮脇氏へとプレゼントされたもので、名物のひとつとなるだろう。

また同日にオープンする門真市の公民連携の「子どもLOBBY」に隣接し、職業体験といったキャリア教育イベントなどに「海洋堂」も協力予定。場所は京阪本線・大阪モノレール門真市駅下車、徒歩約1分。

(Lmaga.jp)

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