新喜劇・森田まりこと清水啓之が電撃結婚、すっちーや酒井藍も知らず
吉本新喜劇の座員である森田まりこと清水啓之が5日、「なんばグランド花月」(大阪市中央区)で会見し、4月3日に入籍したことを発表。2人がよろこびを語った。
金屏風のセットが組まれた本公演開場前の朝のNGKの舞台に、やや緊張気味の清水啓之と、普段どおりの笑顔の森田まりこがともに和装で登場。司会を務める座長のすっちーが「3、4日前に電話で聞かされた」、酒井藍も「付き合っていることは知らず、結婚が決まってから教えてもらった」と驚くなど、誰にも伝えることなく約1年間の交際期間を過ごしてきたという。
部屋に何もなく、自分の部屋で食事をすることすらしない度を越したミニマリストである清水。そんな清水がコロナ禍で外食ができず毎日ベランダでパンを食べていると知り、「ご飯作ってあげるから食べに来てよ、って部屋に誘い込んで、『うまーっ!』って言ってくれるから『かわいーっ!』ってなって、顔の前にほっぺを寄せたら『チュッ』てしてくれたから『はい、責任とってもらいましょ』って」(森田)という、森田の大胆な求愛行動をきっかけに交際がスタート。
2月11日に40歳になった森田は常々「30代のうちに結婚したい」と話していたそうで、それを知っていた清水が2人で食事に行った帰り、道端で「あなたのことが好きなので、よかったら結婚してください」とプロポーズしたところ、「ここ葬儀場の前やんか!って」(森田)と、近くの公園まで移動して再度同じセリフを言い直させたとか。
森田の好きなところについて、「人が喜んでいたら一緒になってよろこんで、人が悲しんでいたらその人の気持ちになって悲しんであげられる、やさしいところ」と清水。一方の森田は「顔・・・というのは冗談で、『ありがとう』『ごめんなさい』、ご飯食べた後に『おいしかったです。ごちそうさまでした』を言ってくれるところ」と、ともにのろけた。
それを聞いていたすっちーが、「NGKじゃなくてどこかの公民館でやってるみたいにふわふわした感じやな」とツッコむなど、終始2人の人柄が表れた和やかな会見となった。
現役の吉本新喜劇メンバー同士の夫婦は、内場勝則・未知やすえ、佐藤武志(元Wヤング)・浅香あき恵、中條健一・秋田久美子、吉田裕・前田真希に続く5組目となる。
取材・文・写真/上地智
(Lmaga.jp)