南大阪の女優・辻イト子さんが死去、ユニクロ過激CMが話題に
大阪・岸和田市出身で、女優で主婦タレントの辻イト子さんが、5月24日にすいぞう癌のために大阪府内の病院で逝去。26日、所属する吉本興業から発表された。
1994年、40代半ばで芸能界入りし、タレントとして30本以上のCMに出演してきた辻さん。なかでも、「にいちゃん、これオバハン臭いねん。替えて」と着ていた服をレジ前で脱ぎだすCM「ユニクロ(オバハン下着編)」は、衝撃的な内容と泉州弁まる出しのセリフでお茶の間を震撼。一躍話題となった。
また、元銀行員の夫と夫婦漫才「辻イト子・辻まがる」を結成したほか、主婦タレント100人が在籍する「みかん山プロダクション」も設立(日本最高齢アイドルグループ・オバチャーンも、同事務所所属)。いろんな人生を背負いながらも、明るく生きる主婦たちをバックアップしてきた。
2020年10月に癌が見つかり、闘病生活を送ってきた辻さん。葬儀はすでに家族葬にて執りおこなわれたという。満73歳。
(Lmaga.jp)