音をテーマにしたカフェ「ＧＯＯＤ ＳＯＵＮＤ ＣＯＦＦＥＥ（グッドサウンドコーヒー）」が、商業施設「セブンパーク天美」（大阪府松原市）内に１１月１７日オープン。３６０度音に包まれた立体音響空間で、オーガニックコーヒーが楽しめる。

２０２０年４月に東京・立川に１号店が開業し、今回が関西初上陸で２店舗目となる同店。注目は店名にもあるように「音」を意識した空間だ。レコード会社「ａｖｅｘ」監修のもと音に包まれるよう空間作りされた店内は、天井から吊るされた１２個以上ある複数スピーカーがポイント。

６０スピーカー１２チャンネルのサウンドシステムが採用され、ベース・ドラム・高音など、各スピーカーに音を細かく割り当てることで、それらが合わさって立体的な音として人の耳に届くという。

ＢＧＭには小鳥のさえずりや小川のせせらぎなど自然の音をはじめ、ボサノヴァやジャズなどゆったりとした音楽を選曲。１号店では朝から夜までリラックスできる空間として重宝されているそうで、取材の際にもさまざまな角度から流れる心地よい音響にヒーリング効果を感じた。

そんな同店には、京都の老舗コーヒー店「小川珈琲」によるオーガニックコーヒー（３１０円～）や自家製のバスクチーズケーキ（５８０円～）、ホットドッグ（３８０円～）などがスタンバイ。豊富なラインアップで、ティータイムだけでなく、ランチや軽食での利用にも重宝しそうだ。

同店の担当者は、「カフェはゆっくりするところではあると思いますが、よりリラックスして（カフェで過ごす）時間をじっくり楽しんでほしい。ショッピングセンターの出店で･･･なおかつ関西の方はお喋り好きということもあり、チャレンジングな環境ですが、立体音響とオーガニックコーヒーを楽しんでもらえたらうれしい」と、関西出店への意気込みを話す。営業時間は昼１０時～夜９時。場所は「セブンパーク天美」１階。

取材・写真／野村真帆

(Lmaga.jp)